【公開日：2025.06.10】【最終更新日：2025.05.26】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
24NU0247
利用課題名 / Title
ガルバニック反応を用いた無電解のメソポーラス金属薄膜の形成
利用した実施機関 / Support Institute
名古屋大学 / Nagoya Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用（ARIM事業参画者以外）/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】（主 / Main）計測・分析/Advanced Characterization（副 / Sub）-
【重要技術領域 / Important Technology Area】（主 / Main）次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials（副 / Sub）-
キーワード / Keywords
SEM用断面試料作製装置,ナノ粒子/ Nanoparticles,電子顕微鏡/ Electronic microscope
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名（課題申請者）/ User Name (Project Applicant)
Azhar Alowasheeir
所属名 / Affiliation
名古屋大学大学院工学研究科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
Kono Kaito
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
（主 / Main）機器利用/Equipment Utilization（副 / Sub）-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要（目的・用途・実施内容）/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
メソポーラス金属薄膜をガルバニックル反応を用いた手法で金属基板上に形成する。両親媒性ポリマーを鋳型としそのミセルの親水基に集まった金属イオンを基板の金属とのガルバニック反応によって還元する。その後ポリマーを取り除くことによりメソポーラス金属膜が形成される。この手法で形成したメソポーラス膜の断面をSEMで観察した。
実験 / Experimental
SEM用断面資料作製装置を用い、サンプル（Ag基板上のメソポーラスPt膜）を切断し、断面をSEMで観察できるようにした。
結果と考察 / Results and Discussion
装置を用いて作製した断面をSEMで観察した結果、細孔が確認できた（図１）。今回作製したメソポーラスPt膜は内部にも細孔構造があることが証明された。しかし、断面の細孔の密度は通常のSEM観察で確認した細孔密度よりも小さい。装置の操作の不備、または作製プロセスの問題なのか検証していく必要がある。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
図１. SEM 断面画像
その他・特記事項（参考文献・謝辞等） / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング（DOIのあるもの） / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications：0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents：0件