データセット名:高性能二次元電気泳動法とLC-MS/MSによる次世代プロテオミクスの実用化
課題名:高性能二次元電気泳動法による次世代プロテオミクスの実用化
データセット登録者(所属機関):HAYASHI, Nobuhiro (東京科学大学)
- 課題番号:
- JPMXP1222NM0024
- 実施機関:
- 物質・材料研究機構
要約
本研究は、「高性能二次元電気泳動法を用いた次世代プロテオミクス法の開発」の一環として、申請者が独自に開発した二次元電気泳動法により得られたゲル上のスポットを形成するタンパク質を、高精度かつハイスループットに同定する手法の開発を目的としている。
本年度は以下の2つの研究課題を実施した。
1. 月経周期に伴う生理反応の網羅的解析:
日本体育大学女子ソフトボール部の選手37名を対象に、1週間おきに計5回、血清サンプルを採取した。同時に、主観的健康スコア(SHS)を1〜5の範囲(5が最も良好な状態)で記録し、得られたスコアに基づいて被験者をLow(1, 2)、Mid(3)、High(4, 5)の3群に分類した。
血清サンプルから計185枚の二次元電気泳動像を取得し、プロテオミクス画像解析ソフトウェア(Melanie)を用いてタンパク質の発現状態を定量化した。さらに、得られたタンパク質の変動データと血清中の女性ホルモン濃度データをSHSの3群間で比較し、有意な変動を示すタンパク質の探索を行った。
2. 移植片対宿主病(GvHD)の早期診断法の開発:
白血病治療における骨髄移植後、10名の患者から移植直後より9週間にわたり、週1回の頻度で血清を採取した。これらの血清サンプルから、計90枚の二次元電気泳動像を取得し、GvHD発症に関連するタンパク質の探索と、早期診断に資するバイオマーカーの同定を試みた。
両研究において、NIMSナノバイオグループが保有するLC-MS/MS(LXQおよびQ-Exactive)を用い、申請者が調製した二次元電気泳動スポットのゲル内プロテアーゼ消化産物から、タンパク質の同定を行った。
キーワード・タグ
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データメトリックス
- ページビュー:
- 162
- ダウンロード数:
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データインデックス
- 登録日:
- 2025.06.26
- エンバーゴ解除日:
- 2025.03.31
- データセットID:
- 1dc83ea7-0b63-4891-882d-04afbce22484
- データタイル数:
- 9
- ファイル数:
- 279
- ファイルサイズ:
- 66.14MB
- ライセンス:
- ARIMライセンス
装置・プロセス
成果発表・成果利用
- 論文等1:
-
Sing Ying Wong, Longitudinal proteomics study of serum changes after allogeneic HSCT reveals potential markers of metabolic complications related to aGvHD, Scientific Reports, 12, (2022).
DOI: 10.1038/s41598-022-18221-9