データセット名:強磁性/反強磁性分子間相互作用をもつGalvinoxyl radicalの低温相の単結晶XRDによる構造決定
課題名:強磁性/反強磁性分子間相互作用をもつGalvinoxyl radicalの低温相の構造決定
データセット登録者(所属機関):SUIZU, Rie (分子科学研究所)
- 課題番号:
- JPMXP1222MS1089
- 実施機関:
- 自然科学研究機構
要約
分子磁性研究のさきがけとなった、有機ラジカルGalvinoxylは、85K付近における1次相転移を挟んで、高温相では強磁性的分子間相互作用が、低温相では反強磁性的分子間相互作用が優勢になることが実験的に確認されている。この高温相の構造をヒントにして、分子科学研究所において世界初の有機強磁性体が開発されたわけだが、1分子が強磁性と反強磁性の両方の相互作用を示すという意味では、Galvinoxylは未だに唯一無二の存在である。しかしながら、Galvinoxyl低温相の結晶構造は、液体窒素を冷却材とした構造解析では難しいこともあり、長らく謎のままに放置されてきた。
本研究では、液体ヘリウムを冷却材としたX線結晶構造解析を実施することによって、このGalvinoxyl低温相の構造を明らかにした。
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データメトリックス
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データインデックス
- 登録日:
- 2025.10.22
- エンバーゴ解除日:
- 2025.03.31
- データセットID:
- efac2260-0bc0-490f-b7fc-9f78cc64304c
- データタイル数:
- 1
- ファイル数:
- 4
- ファイルサイズ:
- 1.12MB
- ライセンス:
- ARIMライセンス